江戸前ＩＴ社長のブログ｜金融工学のセンティリオン株式会社

先日、「QBハウス」創業者　小西氏の講演を聞く機会があった。

人は神様が平等に与えた時間を無意識に無駄にしている。
特に理容は1時間近くも時間を拘束され、当時売れっ子営業の小西氏には
非常に無駄に思えていたようです。
で、理容の無駄を省くビジネスをすれば必ず成功すると起業したようです。

開業当初は業界人からの嫌がらせもあり、大変な思いもされたようですが
小西氏は「嫌がらせがあるということは、市場性が高い。」などと前向きに捉えて
行動するなど、捉え方の違いでその後の人生がまったく変わるという実例をお聞かせくださいました。

また、時間＝コストとの考えから社員の出勤時の駅からの時間と
客先訪問時の駅への時間を計測し、客先訪問時の方が遅いのはなぜかと
分析した結果、2人でいくと話しながら行くからだとの結論で1分ずらして
出発させ、競争をあおるなど徹底した時間管理を自分たちにも課すなど、
時間という軸には徹底する姿勢が強烈です。

小西氏は”時間を省く”を軸に、あらゆることを考え徹底してく省いていく姿に、最近はやりの
イチローの姿がダブりました。

イチローもピンチやスランプの時は、あれこれ試すのではなく、
余分なものをそぎ落とし続けることにより五感を研ぎ澄ましていく。
自分のコアだけに集中していく。その結果ピンチを脱します。

集中（目標を達成）する為には、余計な事を付け足すのではなく余分なものをそぎ落とす。
そして本当にコアの部分のみを磨く。
常に余計なものを捨てる意識で、自分の集中力を磨きたいですね。

そうすれば、きっとイチローになれる！

そういえば、テニスのＤＶＤで松岡修三さんがテニスの試合で何より大切なのは
集中すること。それには、その瞬間にできることを徹底的にやること。
それは足を動かし、ボールをしっかり見て打つ。それだけだと。
何の雑念（勝ち負けすら意識しない）もなくボールを打つだけの世界に入れたら、
結果として勝ってるんでしょうね。

最近テニス界ではテニスの王子様出現と錦織君が話題になっていますが、

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/writing3/article/67

----------------------------------------------------------
その錦織選手、今日の試合では第二セット４－３となったところで
ロディックが観戦に訪れ、かなり緊張したそうです。
「おおっ、見られてるよ！」ってな感じで、その後の２ポイントくらいは
動きが硬くなってしまったそうな。
----------------------------------------------------------
のコメントからもうかがえるように、完全に集中していない時はあったにも関わらず
結果として勝てたというのは、実力があるんでしょうね。

でも、もっと集中できるようになったとき、きっと世界一とれるんでしょうね。

私は、個人的に人間の身体能力はそんなに差があるわけではなく
どれだけ、目標を持ってあきらめず着実にその目標に向かって実行できるか？
それだけの差だと思っています。

まだまだ甘いのですが、センティリオンでは社員一同それを日々実践していきたいと
思っています。

そして、いずれは世界です。