人は忘れる

テニスのダブルスでも会社経営でも、自分のおもいが大事なところで伝わらないということに
もどかしさを感じたりします。

自分としては、以前話したことだから伝わっているのではと錯覚しているわけです。

エビングハウスの忘却曲線って知ってますか?

人は、人の話したことをどれくらいで忘れてしまうのかを
定量化した人がドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスさんです。

ちなみに、1時間前に話したことは56%の人が
忘れてしまうらいしいです。

それが1日後であると、74%になり1か月たつと79%になります。

まぁ、ほとんどの人が一生懸命に話しても忘れちゃうんですね。
人間の構造がそうなっているから仕方ないわけです。

だから、大事な話は毎日毎日繰り返し、話していかないと
伝わらないということになります。

偉大な経営者である松下幸之助さんは、燃えるおもいを繰り返し繰り返し、なぜ訴えるのかを
含めて真意を伝えたようです。

「100%のおもいを部下に伝えるとするならば、1000%のおもいを込めないといかん」

1000%って単純にすごいですね。

このおもい(こだわり)を繰り返し、繰り返し話していくときっとパナソニックになれる。
それは一朝一夕ではないと思いますが、自分自身が変わらなければ、周りも変わりません。

まずは、自分から変えていきます。

センティリオンを熱く熱く、繰り返し変えていきたいと思います。
(やりすぎて、同じ事を言ってぼけてきたと思われても言い続けます。)

クールな集団は私の目指すところではないので。
熱く、不器用でぼけながらも、最後は成し遂げる。

そんな愚直なチームであったらうれしいと思います。


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