あけましておめでとうございます。
2009年がいよいよスタートです。
正月は、いかがお過ごしでしたでしょうか?
鈴木家では、娘が高校受験ということもあるのと、息子は例年通り年末から年始にかけて
テニスの試合三昧ということもあり、今年も正月気分を味わうことなく仕事はじめとなりました。
久し振りにテニスネタです。
スポーツ全般に言えることだと思いますが、この一球で勝負がつくというプレッシャーの懸かる場面で、如何にその気持ちを乗り越えて勝負できるかで、上に行けるか否かの別れ目になっている気がします。
あるラジオ番組で、日本のサッカー選手の試合後のコメントが面白くないということを言っていました。
たとえば、
「プレッシャーの懸かる場面で、よくゴールを決めましたね。その秘訣は?」
選手曰く「全力でやりました。これからもがんばります。応援よろしくお願いします。」
当たり障りのないコメントです。このコメントでは何も伝わりません。
プロ選手に対するあこがれも何もないですね。
それに比べ、アメリカのプロバスケットボール選手なんかはプレッシャーに対して以下の様な
コメントで応じます。
「プレッシャー?好きな事をやっていてプレッシャーを感じるなどとは言えない。
本当のプレッシャーは、月給10万円で10人の子供を食わせなくてはならないというのが
プレッシャーなんだ。俺は、自分で選んで、好きでやってるんだから、あらゆる状況を
楽しませてもらってる。そういう状況にいられることに感謝しなくてはならないと思ってる。」
プロとしては、ファンに対して夢と希望をプレー以外でも与えてますね。
こんな人になりたくなりますよね。
今回は息子にもこの話をして、試合に臨ませました。
5回戦まで勝ち進み、実力的にも伯仲してくるころです。
次に勝利すれば準決勝進出という大事な場面です。
このサーブを決めればという場面でダブルフォルトして、その気分を引きずったまま崩れてしまい
終わってしまいました.....。
普通の人間が、ある領域に到達するのは本当に紙一重です。
この紙1枚の差がどれだけ大きいかは、ある領域に達した人にしかわからないこと
なのだと思います。
「今年は、自分を信じられるようになるように頑張れ!」と励ましました。
ということでもないのですが、息子も年末年始は毎日コートに立って、練習・試合・練習を
繰り返しておりました。
日々の努力を重ねたものにだけ微笑む勝利の女神を信じて、私自身もコツコツ精進し自分を
信じて勝利できるよう誓った年始です。紙一重を今年もいっぱい経験したいと思います。
勿論、わが社のメンバー全員です。
<近所の橋の上から撮った初日の出>
それにしても、太陽はどんな状況でもすごいエネルギーをすべての人や物に与えます。(感謝)
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 1月 5日 09:33 AM
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