2009年04月
やらなくてもいい事。
4月26日の日曜日。知り合いの社長と2人で伊香保温泉1泊の旅にでた。
もちろん、自転車でである。
自宅のある越谷を早朝に出発し、野田から江戸川のサイクリングロードを上り、利根川サイクリングロードに合流し、片道160キロの行程を自転車で伊香保温泉に向かった。
専用のサイクリングロードだけで、渋川まで通じているとは日本の行政もなかなかなものだと
感じられた。専用自転車道は日本には少ないと思いましたが、利根川サイクリングロードは別格でした。
利根川サイクリングロードは田舎に行けばいくほど、整備されていました。
途中の古河あたりから立っているだけで後ろに飛びそうな向かい風に
めげそうになりながら、久しぶり(中学生以来)の長距離
を楽しん(苦しん)で走行しました。
自転車に乗っていると、いつも他愛無い事を考えています。
どちらかというと、潜在意識に近い?ところで仕事の事を考えていたり
「あと何回こいだら、風がやむのか?」「自分に負けるか!」とか「俺は男だ!」とか脈略の無い事が頭を沢山よぎって、ある意味、非常にリラックスしてペダルをこいでいます。
この状態は、精神的に非常にいい感じだと思います。
普段、頭は緊張している事が多く、長距離を走ってハイな状態で初めて感じるリラックス感で
あったりします。
自転車のいいところは束縛されないということ。
コース選びも自由だし、スピードだって自由。
自由を感じたい人にはうってつけである。
今回のツーリングの収穫は、やらなくていい事(強風の向かい風で、長距離を走って更に山も登る)
をやっているときの贅沢感と達成感をすごく感じられた事。
普段は、効率的な時間配分で仕事をこなしていく事を心がけているが、現代において効率的でない人力で
伊香保温泉に向かうという行為が非常に贅沢なことだと思えました。
普段はコンピューターを使って、最適な解を求めるビジネスをしています。
(世の中に最適な解は無いと思いながら......。)
自然の中で、自分の思い通りにはいかない事を改めて体感して、
その中で、如何に切り開いて進んでいくかを肉体で感じられた事は非常に良い経験でした。
自転車を使って非効率な非日常と、思い通りでない自然(世の中)をたまには感じてみると
発見出来ることが沢山あります。
そこに、ビジネスのネタがあったりします。
これからも、やらなくていい事を、どれだけできるか挑戦していきます!
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 4月30日 04:45 PM
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センティリオン2009年度始動
4月に入って数日が経ちました。
2009年度のセンティリオンは中期経営計画を実現するために
重要な年となります。
起業時からの夢である海外事業展開の礎を築いていきます。
そもそも海外に展開するのは、日本初のIT技術を世界に広めたいから。
ITを使って、情報格差や投資の格差を縮めていきたいから。
また、会社としても日本だけより世界に目を向けたほうが事業ポートフォリオとして安定するから、
もっと単純には、世界中駆け回った方が楽しいから......。
具体的には以下の点に注力していきます。
①オフショア開発拠点を整備する。
②オフショア拠点を足掛かりに、海外でセンティリオンサービスを紹介する。
③効率的な販売をするために、製品のエンジン(部品)化を進める。
④メンバー全員はとにかく面白いことを、ひとつは実行する。
2010年度に新卒が3人入社予定です。
彼らには次の時代をリードする役割があります。
新卒全員が国公立の理系院卒です。
彼らのすごいところは、世の中を逆張りで見ることができる点です。
世の中が不景気であるから、不安定に見えるベンチャーに入る。
普通の人はこのような時期には大手を志望しますが、
彼らは逆張りです。でも、これは非常に理にかなっています。
・ベンチャーは転回する際もスピードがある。スピードがないと死ぬ。(大手に比べて個人の成長も超早い。)
・不景気の時期に生き残れるベンチャーは成長軌道にのったら大化けする。(はず。)
・若いので会社がコケたとしてもリカバリが容易。むしろその経験は強みになる。(コケる気ないけど。)
・大手は、既に成熟していて後は落ちるだけを知っている。(幕末の幕府?)
そんなこんなで面白いことが起きる2009年です。
すでに、新卒入社予定の院生には「俺は夏まで待てない!プロジェクト!」に参加いただき
毎日自分を苛め抜いてもらっています。
S田君、H本君、S藤君の3名へ
世界を少しでもいいから、変えていこうぜ。
俺たちが生きた証を残すために。(例えナメクジの足跡(足があるかは知らないが)だと笑われてもね)
街は不景気でも、朝が来て春が来ます。
<4月6日(月)朝の自転車通勤風景>
通勤途中の隅田川の桜も満開です。
朝7時ちょい過ぎ位なので、朝の散歩をする人がちらほらで自転車で走れます。
こんな時ふと「後、何回元気に桜見れるかなー」って感傷に浸ったりします。
生きてることは素晴らしい。
お客様に苛められるのも仕事があるからこそ、生きているからなんだと
実感できる一瞬です。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 4月 6日 01:30 PM
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