2010年02月
自転車に免許は必要か?
私のブログから時に、なかなか体験できない依頼があったりする。
今回は、テレビ番組の中で自転車に関する諸問題について
実証検証を行うというコーナーで自転車ツーキニストとして、
参加した。
テーマはずばり:「自転車のルール」趣意書からの引用。
「都内の移動に一番良い手段、それは自転車!
今、エコブームやメタボ体策なども手伝って空前の自転車ブーム!
サイクリング人口も増加し、通勤・通学、余暇に活用されている。
しかし、それに伴い、目立つようになってきたのが、
自転車マナーの悪い人や、自転車が関わる事故!
東京都に寄せられる苦情の中にも自転車のマナーのことが並ぶ・・・。
まず、自転車専用道などの整備はもちろん必要。
諸外国の整備状況に比べて、日本の整備はまだまだ不十分。
しかし、それだけではなく、自転車を利用する皆さんの意識改革が
必要なのではないだろうか?自転車が走りやすい東京にするには?」
普段、無灯火、車道の逆走(注意すれば逆切れされる)、信号無視、
並走、携帯メールしながらの走行や自動車の故意な幅寄せなど、
数えたらきりがない。
当日は、晴れ間もあり絶好の撮影日和。(寒かったけど)
講師は、自転車ジャーナリストの仲沢隆さんを交え、大学生、主婦、そして私の
4人で検証を行った。
自転車はママチャリ2台、仲沢さんの100万円超の高級ロードバイクと
私の一般的な通勤クロスバイク。
筆記試験もあり、最初は75点で見事最下位。
講義のあと、再試験。2回目は.....。
さて、その中で私が常に不満に思っていた逆走に関する問題があった。
問)歩道と同じように、路側帯の中であれば逆走は違反にならない。
私は、完全に×だと思っていたのだがこれは○らしい。
専門家の間でも議論になっているらしいのだが、
現在の道交法では路側帯の中を逆走することを禁止
する規定はないらしい。
歩道がある場合には、路側帯にはならないので勿論逆走になるみたいだが、
歩道がない道路では、路側帯の内側が歩道になるようなので
そこを逆走するのは、問題ないという解釈なのです。
こんなややこしい、交通ルールは早く改正して。
それにしても、自転車は最近本当に目立つ。
目立つ分だけ、せめて自分だけでもマナー良く乗って自転車
(乗ってる人も含めて)って、かっこいいーと
子供たちに思ってもらえるようにしたい。
でも、大阪に行くと歩行者より自転車の方があきらかに強い。
歩行者が歩いていると、自転車は後ろからベル鳴らしまくりだし、
もし自転車のタイヤが歩行者の足にぶつかったら、
歩行者が自転車に謝ってたりする光景をみたりして、
大阪って生きるの大変そうって思ったことを思いだした。
歩行者、自転車、オートバイ、自動車。道路はみんなのもの。
道路を気持ちよくシェアするのって
みんなの心の余裕度に比例するんだろうなー。
新興国は、日本より激しく優しくないし。
ヨーロッパや北米なんかは、日本より心の余裕があるのか
うまくシェアできている気がする。(歴史の差かなー?)
自転車通勤しながらも「日本はまだまだだなー。」と思うのです。
まだまだのうちは、成長余力があるのだと考えられるのだが.....。
<自転車ジャーナリスト:仲沢さん
(自転車博士で人格者でした。)>
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 2月15日 01:24 PM
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