忘れない忘年会
2012年も残すところ、今日だけとなった。
今年は、沢山の忘年会に参加させていただいた。
その中でも印象に残った2つの忘年会
について、報告させていただきます。
ひとつめは、大学を卒業して入社したコスモ証券(元岩井コスモ証券)の
システム部門であったCICの忘年会である。
ここは、20代の全てを注いだ職場であり、
今の自分の原型はここでの経験に基づいている。
バブルが崩壊し、会社は永遠ではないということを
計らずも経験させてくれたり、
銀行に買収されて子会社の悲哀を味わったり。
この当時は嫌で仕方なかったことも、今では良い思い出と共に
かけがえのない財産になっている。
そんな、苦しみを共に分かち合い、力を合わせて乗り越えた
仲間たちとの忘年会であった。(20年ぶりに会った人も)
むちゃブリしかしない、今は亡き上司のもとで「絶対に辞めてやる!」、
「辞めて、後悔させてやる!」と思い続けて、
結局上司の思うつぼだったと気が付くころには、
自分の実力も多少ついて、許容できるようになったり。
あのころは、自己中心的で、自分の仕事だけしてれば文句ないだろって
態度だった。
多分上司を困らせていたし、かばってくれたりもしていたと思う。
そんな時代に一緒に働いた同僚や後輩も、今やすっかり父や母になり
自分達の子供の話がでるとは思いもよらなかったけど、
出会った瞬間にタイミスリップしてお互いが知らない20年は、
一瞬に吹っ飛んで20年前に戻った。
自分の故郷に帰れた気がして、言葉にならない安らぎと楽しさがありました。
かっこつけない、かっこ悪い自分を知ってる仲間との時間は
あっという間に過ぎました。
あの日集まった皆さん、本当にありがとう。
また、やりましょう!
もう一つは、中国・武漢オフショア開発拠点のメンバーとの忘年会です。
今年は、尖閣問題が勃発し政治的に日中間の問題が大きくなった年でもあり、
現地社員の家族も呼んで、親睦を深めたいとの思いで
開催いたしました。
初めて、社員の家族に会い、みんなと白酒(ばいじょう)を酌み交わし、
家族の人たちに自分自身を少しは分かってもらえたかなと。
やっぱり人間同士なんです。
会って、笑顔で話をするればお互いが安心するんです。
センティリオンの中国オフィスは総経理の呉を中心に、
ひとつの家族のようにまとまっていて、
どうやって纏めるのと、教えを乞いたいぐらい呉総経理には
感謝しています。
今年は、中国人社員だけで中国向けのサービスを立ち上げ、
今までは日本に従って仕事することを是としていた企業風土から、
独立独歩を歩むための一歩を、
踏み出した記念すべき年となりました。
【中国メンバーと家族の方々】
【今回の珍品ロバ】
前回の犬、亀に続きロバ食べました!
来年は、中国のみならずアジア各国へのビジネス展開、
新ビジネスの立ち上げなど更なる挑戦が待っています。
【2013年の目標】
①東南アジア本格進出。
②中国ビジネスの更なる深化。
③金融新ビジネスの立ち上げ。
センティリオンとして7年目の今年。
もがいて、もがいて来年は8年目です。
最後に、自分の存在を認識させてくるセンティリオンを取り巻く
お客様、社員、パートナーの皆様には
本当に感謝しております。
今年も、お客様にはご迷惑をおかけいたしました。
パートナー会社の皆様にもたくさん、たくさんご迷惑をおかけしました。
私の尊敬する社長との忘年会では、「迷惑かけるのが信頼関係だ!」
との温かいお言葉もいただきました。
来年は一層の精進を誓い、よりよりサービスを提供いたします。
来年も変わらぬご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 12月28日 11:26 AM
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JAKARTAの風景
先日、人事部から頼まれてブログを更新した。
それは、センティリオンの検索キーワードの結果上位がネガティブな
印象を持たれるものがあるからとのことであった。だから、火消しをせよと。
ジャカルタから香港への機内である。
朝から機内でシェンペンほろ酔い気分で書いている。
文章が乱れているのは機内の気圧とアルコール。
初めから言い訳です。
<JAKARTAの祭日の風景>
冒頭のネタをジャカルタの地で検証してみた。
日本食レストランはジャカルタではポピュラーである。
その日本食の評価が高いレストランに行ってみた。
その店はコメントとして、「何を食べてもおいしく号泣ものである!」
とのことであった。
レストランに入り、号泣ものと言われる蕎麦、カツどんや焼き鳥を注文した。
待つこと20分。出てきたものは?
すごいぞ、これは!
本当に号泣ものである!
号泣するほど美味しいとは言えないものであった。
焼き鳥は黒く、口にすると異様な匂いがしてくる。(危険を感じるレベル)
蕎麦はうどんの様にもっちりして、汁は醤油と水を当分に割った物。
百聞は一見にしかず、自分で試すしかない。
まぁ、当たり前である。
騙された!!自分の口に合わなかったのである。
<ファミマと吉野家のコラボ店舗。おしゃれ>
さて、ジャカルタでネットの検証をしにいったわけではない。
新規事業を展開するための拠点づくりとヒアリングである。
現地の人と話し、目を見て、仕草を見て同じ空気を吸って、
同じものを食べて五感をフル稼働させ確かめたかったことを検証した。
人口2億人強で富裕層は1%。
金持ちは不動産投資とグローバル分散投資をして資産の保全を図る。
不動産系への投資を皮切りに、ゴルフ場、ホテル、
高級レストランを展開していくというのが共通している事であろうか。
勿論資産形成については、ガス田とか天然資源を武器にマネタイズして
コングロマリットを形成しいる大金持ちもいる。
金持ちは高級外車を複数台乗り回し、お金を使うところを求めている。
そんな人が200万人はいるのである。
インドネシアに限らず、フィリピン、ベトナム、タイやカンボジアなどの
東南アジア諸国の人は日本人の心根が通じ合える気がする。
笑顔が自然で親切である。ただ、ちょっとレイジーなところは
南国ならではチャーミングなところである。
そういう意味で、文化的、宗教的なものは異なっても人としての
根本が似ている国の人々とは共感できると感じた。
今は日本にあるBtoCマーケットがほとんど存在していない。
我々のビジネスに置き換えて考えた場合は、
金融のネットでのBtoCのマーケットは皆無に等しい。
金融リテラシーは殆どない。
1%の金持ちは海外で不動産投資。
ニッチをいきなり狙うのではなく、王道を行く。
時間はかかるかもしれないが、
一気に変わるときの変化の波には乗りたいし、波を起こすつもりである。
日本では既に実績のあるネット企業がいくつも進出している。
ただ、大手を含めた日本企業もビジネスとしては成立していない。
模索している、もしかしたら担当者は半ばあきらめているのかもしれない。
スタートラインは一緒。
我々には資本力はないが、何かを変えたいという思いは
大手に比べても決して引けを取らないと思っている。
諦めたら終わり。
ねばって、ねばって笑われまくっても、最後に笑うのは
我々であると信じている。
そんな夢のありそうな国から、日本に帰る。
すばらしい現実が待っている。
日本での新規事業、これからの基盤となる事業が
正式に始まる。
センティリオンが日本で本格的に始めるビジネスを何としても軌道に乗せる。
暑い国(熱い)から寒い国へ。
カオスから整理された国へ。
何もかも決まりができていて、整備されている国は安心だけど、
ワクワク、ドキドキ感は少ないし、何か息苦しい。自分で決められない。
それはルールだから。
ルールは自分でつくらなければ。
インドネシアを含む東南アジア諸国は文化も宗教も、
そしてリテラシーのレベルもそれぞれだけど、
人々が持つ心根は共通している。
みんな優しさに満ち溢れいる。
少しだけ、自分がドラえもんになった気がする。
のび太君がいっぱいいる。
でも、忘れてならないのはのび太君はいずれ大きく成長するということ。
体型が「ドラえもんだろ!」ってそれは関係ないだろ!!
<結婚式の花輪>
日本は葬式の花輪がズラーだけど、こっちはハートの花輪がズラー。
南半球なんで逆転の発想?
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 11月17日 10:43 PM
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採用戦線に異変あり
久しぶりにブログを書いてみることにした。
人事部から退職者社員のブログが「センティリオン」で検索したときに
上位に上がってしまい社員採用の応募に少なからず影響があるとのことで
「仕方なく」である。(嫌々なら書くなよ!ということはご容赦。
私も人事部の為、社会の為、お客様の為に生きているので)
正直にいうと、ネット上の情報だけで判断する方には「センティリオン」には
応募してもらわなくて構わないし、会うだけ時間の無駄であると思っている。
インターネットで情報が得られる時代であるからこそ、
お互いの時間を割いてでも会って話をすることは重要である。
ネットだけで判断してしまうお手軽な人は、応募してもらわなくて結構である。
効率的に動きたいと思っての事かもしれないが、
ネットにコントロールされているということも自覚すべきであると思う。
ネットでサービスを提供しているセンティリオンだからこそ、強く訴えたい。
幸いにして、事業は順調である。
お客様はブログに影響されてはいない。
当然である。新規のお客様は最初の取引に際し、
「センティリオン」で検索をすると思う。多分。
一通りチェックして、登記簿や決算書も提出して取引となる、
勿論その過程で提案書や見積書などのやり取りを経るのであるが、
当然センティリオンの社員や社長である私と会わずに取引を
開始するということは皆無である。我々の人となりやサービスを見て判断するのである。
サービスに加えて、提供する側の人間の資質が???なら絶対に取引につながらない。
だからこそ、退職者のブログが堂々1位の会社で、
なぜ募集をしていているのかを、
自分の目で確かめに来る人を期待しているのである。
百聞は一見にしかず。
過去から現在、未来である。
どう変わったのかを自分の目、耳、鼻で五感をフル稼働させて
会いに来てほしいのである。
(有名でないのに何言ってるの?ですけど。)
さて、事業は順調であると無理して書いてみたが正確には
順調になる兆しがビンビンに見えてきたということである。
センティリオンは“金融”+“IT”の会社である。
今まではIT寄りのビジネス展開をしていた。
極端な話、受託型ビジネスと変わりがないということである。
受託型は顧客の要望を理解して、システム化したら満足していただけるビジネスである。
楽な反面(実際には楽ではないが)、自分で考えることをしなくなり将来の布石が打てなくなる。
また、収益面からもブレークイーブンであれば良いくらいである。
そこからの脱却をめざして、ITに強そうな人(新卒や中途)を採用してきたのであるが、
入社してくる人はITベンチャーに求める像が創造型であるであろう。
カリスマ社長やカリスマ社員がいて尖がったイメージを持って入社される方も
少なからずいるのであろう。だが実際には受託型が中心で彼らとのギャップがありまくり、
現実との落差で落胆し辞めてしまう。その落差を埋めることは私にはできなかったし、
しなかった。中庸(中途半端な生きるだけの仕事している会社に見えて落胆させた。
だけど基盤は大事ですよ。絶対に。)が基本で大事ということを理解されず
(理解させようともしてなかったかな。大きなことを言って入社させたし。)、
残念ながら去ってしまう社員もいたのは事実である。
去ってしまう過程の中で、自己否定したり落ち込んでみたりしたが、
最近になって悩んでも解決しないことは悩まないことにしてスッキリする振りをしている。
というか、色々な事がありすぎて、一つの事にこだわっておれなくなった。
自分は自分だしという開き直りもある。
今まで、社長である私は嫌われるのを避けていた。
極端な話、社員に人気物でありたいという思いが強かった気がする。
働くということに関して、一人一人の最適解に会社が合わせることは所詮無理であり、
鈴木商店としてこうあるべきを主張するしかないと思えるようになった。
大企業を目指していたというか、自分のサラリーマン時代にやりたくないことを
みんなにも強要したくなかった。
ただ、それは自己満足であり何の役にも立たないし、社員の勤続年数には貢献しなかった。
企業は収益を上げ、その収益を再投資し成長し、世の中に還元していく。
収益=社会必要度。この社会に必要とされる存在になるには受託型は、
自己存在意義を問うには如何せん弱すぎた。自己ではなく他者に依存してしまう
受け身な態度。社員は卑屈になり、自立性を失い、いつしか奴隷同然考えなくなってしまう。
卑屈になっていたのは社員ではなく、社長である自分が先人を切っていたのであろう。
率先垂範。会社はいい意味でも悪い意味でも社長の鏡であったのだ。
そこで、もうひとつの旗印“金融”にフォーカスをあては改革を行ってきた。
まずは自己改革ですが。
いきなり、“金融”を「センティリオン」がやるわけではないが、
より“金融”に近いエリアを模索することにした。
その一つが、「FXオールインワンパーッケージ」であり「システムトレード」である。
いずれも、顧客とレベニューシェアでお客様の売上に応じて「センティリオン」の売上が変わる。
金融機関と「センティリオン」がチームとなって運営していくのだ。
これは、自分達でリスクをとりリスクの対価をきちんといただくということで、
我々にとっては革新的なモデルに移行する。
当然、その先に我々自身が金融機関になり社会の皆様に、
直接お役にたつサービスを提供するのがゴールである。
日本のお客様に早速競合宣言!
正確にいうと日本では金融機関はやるつもりはない。何故なら、息苦しそうだから。
もっと自由で顧客視点に立った金融機関をやりたい。
金融庁の言いなりになり、自己保身に走り、
自分達の収益さえ守ればそれでいいということはしたくない。
センティリオンのお客様は率先して新しいビジネスモデルを自ら開拓され、
その開拓のお手伝いを我々が少しではあるが、させていただいている。
顧客とセンティリオンは共存共栄、三方よしの精神で運命をともにしていく。
世の中に必要とされる企業は、相手の事を思いやる企業であり、人しか生き残れない。
我々もそうあらねばならないと自覚している。
金融機関を自分で行うことはハードルも高い分、やりがいもある。
もうひとつの課題は、受託に慣れた社員を創造性に向けていくことである。
この創造性に振り向けていける人材を募集しているのである。
だからこそ、退職者ブログで引いてしまう人は手間が省けてありがたいと
思っていたのであります。
現在は、日本で提供させていただいているサービスを海外に展開していくことも同時にやっている。
シンガポールやジャカルタはそういう位置づけである。
会社と屏風は広げ過ぎると倒れる。
課題満載、夢満載。楽しくなってきたぞ!
まずは、社長が楽しくないと駄目。
突然、祭日のジャカルタにて。
<吐きつづけるのマーライオン>
私もこれからは全てを吐き出します。はい。
自分のやり方を押し付ける気もないが
合わせることは、したくない。合わせることは逃げること。
他人の責にしたくない。
そうです。かっこ悪くても、かっこつけるのが漢です。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 11月15日 07:19 PM
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TIME と カイジ2
今週はインドつながりでジャカルタとムンバイに出張している。
(つながってるのは、インドという固有名詞だけ)
行きの飛行機で「IN TIME」と「カイジ2」を見た。
どちらも、格差社会を時間とお金で表現している。
私は、今インドに滞在しているがインドの町は非常にカオスでありつつ
人々の暮らしがはTIME流だと非常に贅沢だ。
金銭的な贅沢は、表層的であり価値は高くないと思わせる何かが
この国にはある。
お金で買える贅沢よりも、買えない贅沢は何なのかを
教えてくれる。
お金を持ってない分(あえて持たないと言おう)、豊かな心を持っている。
インドの人々は、究極の暮らしをあえて選択しているとしか思えない。
激しい滝に打たれて修行するのと同じ様に。
でなければ、数千年もこのような生活に甘んじるわけがない。
修行者の街。インド。
さて、インドはワークシェアリングが非常に発達(前向きな発言)している。
日本なら一人でやる仕事を4人位でやっているかと思えば、
一日中ほとんど仕事をすることなく只、
家の前でたたずんでいるおじさんがいる。
<インドのタクシーとたたずむおじさん>
こんなおじさんに道を聞くと、満面の笑顔で首を横に振りながら一生懸命に教えてくる。
このおじさんの天職が道を教えることではないかと思えるくらい。
お金はないかもしれないけど、卑下するわけでなく幸せがあふれている人々。
渋滞で動かない車列に物乞いのお母さん。仕事として割り切っているのであろう。
顔の汚し方の演出が最高である。(こんなことを書くと怒られるかもしれないが、
らしさを色々演出しているとしか思えない。だとすれば演技下手なのか。)
映画の撮影を見ているようで、恥ずかしさの微塵もない姿は輝き、誇りすら感じる。
お金はモノでしかなくモノはいずれ消えるもの。
そんなモノを求めるのは空しいだけ。
心、精神といった人間本来の姿を求め、利他の心を磨くことに人生を捧げ、後世に引き継いでいく。
繰り返すが、インドの暮らしは修行の場である。
映画「TIME」の中で彼らや我々日本人が出演したら、インドの街にあふれている人々は富裕層で、
我々日本人は、時間に追われる貧困層。
時間に追われ、お金に追われ、人とのふれあいを避け
幸せを失っているのに、気づかずに生きる人々。
さて、そんな修行僧の日常を覗かせてもらった。
今日は、午後からこちらのパートナー企業の人が参加しているクリケットの試合を
見学させてもらった。ルールはよくわからないけど。
みんな本当に仲がいい。
リーダーを中心に、みんな抱き合い、叫びあい、握手し喜びを分かち合う。
きっと仕事でもそうなんだろう。
<試合後に喜び分かち合うメンバー。久しぶりに勝ったとのこと>
自分自身が忘れていた、何かがこの国にはある。
<とある会社のオフィス>
<オフィスの外は工事中>
また、インドネシアのジャカルタは既に都会の洗練があった。
日本から移住しても快適に暮らせそうである。
人々の成長の意識は非常に高く、チャンスと思えばその場で決断し勝負してくる。
目の輝きが強く、見えない未来は明るいと確信している人がいたるところにいる。
自分で腹をくくって勝負にでる。
そんな勝負をしている人に日本ではありえないくらい多く出会えた。
日本は、死んでいるとは言わないけど勝負しないで生き続けるのは
「カイジ」流では地下の住人であって、お墓の中で生きている様なもの。
今の日本は、地下暮らしが長すぎて地上の太陽を忘れている。
人間は無限の太陽と共に、無限の幸せを得られることを忘れてはいけない。
<ジャカルタの街並み>
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 2月25日 11:22 PM
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地球は丸い
長いこと、ブログ更新をしてませんでした。
ブログ未更新中も当然、時は進んだ。
その間、話したくないこと、話したいことを含め自分自身をリセットしていました。
でも、時は待ってくれません。時々刻々変化し続けます。
そして、気づいたら今年も最後の月です。師走です。
震災後、我々を取り巻く環境変化はいよいよ待ったなしの状況です。
環境の変化を事前に予測して、対応していくことは生き残りの必須条件です。
(震災前でも既に変わっていたのだけど、気づかないふりをしていました。)
今年1年で、センティリオンも大きく変りました。
昨年は、初めて新卒を採用し無理を承知で、
前に向かっていこうとしていたにも係らず
新卒の一部はさらっと会社を去り、また今まで一緒にやってきたメンバーも
顔ぶれを変えることになりました。
自分にとって、予期していたこと、いなかったことを含め
経営者として人に苦しんだ年でした。
でも、新たに参画してくれた人や、一緒にやってくれている人もいて、私はその人たちに
感謝をしながら、これからも共に歩みたいと思っています。(気持ちは走りたい。)
今は、全てが必然であったと思えるようになり、新生センティリオンとして
生まれ変わるには必要なことであったと思っています。
タイトルにある、「地球は丸い」は、
私が悩み苦しんでいる時期に、あるお客様から言われた言葉です。
「地球は丸い」
そうです。丸いのです。
リーダーは丸い地球の上で、メンバーより常に高い所(山であったり丘であったり)
に立ち、誰よりも風雨にさらされ苦しい、だけど誰よりも先の景色が見える。
「メンバーに、理解されないからと落ち込んでいる暇はない。」
「そんなもんだと思いなさい。」と
「誰よりも高いところに立つあなたが、自信を持たなくて誰が持つのだ。
あなたの隣の誰かが少しでも理解してくれたら、みんなに伝えてくれる。」
また、「成功は偶然で失敗(ミス)は必然。」ということも教えていただきました。
成功しても、自分の手柄だと思うな!偶々だと思うくらいでないと可愛げがなく、
応援してもらえなくなるよと。謙虚であれと。
一方で、ミスに関しては必ず原因があり、
プロであればミスは許されないということを肝に命じろと。
仕事に甘えは存在しないよと。
今の日本が置かれた状況は、これまで誰も経験したことのない時代であり、
過去の成功事例は通用しない。社員の誰よりも責任があり
、先が見えている(見えていなくてはならない)
社長の決断は絶対だということに自信を持て!
やっとことない事であればあるほど、失敗はする。
チャレンジしているのなら失敗する。その姿をメンバーに見せ、
さらけ出し、みんなに協力してもらい志を成し遂げろと、教えられました。
家族、社員、お客様。そして世界中の人が色々教えてくださる。
今の状況は私自身が求めて、実現したもの。
良くも悪くも、全ては自分の求めに呼応して実現したものであると。
センティリオンには直接的に、間接的に叱咤激励してくださる方々が沢山いらっしゃる。
そういった方々にいつか恩返しなければならない。
センティリオンと仕事して、よかったと思ってもらえる仕事をする。
死ぬ時も前のめり倒れる!
来年は、これまでの苦労を糧に、センティリオンの未来を形にする年。
世界中へ存在意義を問う!
インド、インドネシア、ブラジル、南アフリカに光が見える。
日本を中心に世界中を照らしたい。
「点と点は必ず繋がり線になる。その線は、いつか必ず面になる。」
誰かが言っていた。
今年は、最後にインド出張する。今年1年の集大成として。
<いつの間にか完成したスカイツリー>
来年も楽しみである。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 12月 8日 02:27 PM
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