総合
田邊取締役のブラジル訪問記
センティリオンのグローバルな営業戦士である田邊が新婚旅行を兼ね成長著しい
ブラジルを訪問した。
センティリオンとして、海外進出はひとつの目標である。
なぜ海外に行くかと問われれば、「海外は楽しそうだから。」
とセンティリオンのメンバーは答える。と思う。
ブラジルでは数社に訪問してくれたが、そのうちのひとつ、以前から気になっていたセムコ社を紹介したい。
セムコ社の理念は利益を追求するのではなく、社員の幸せを追求する
会社であり、社員を信頼し、社員も会社を信頼する。
社員を信頼しているので、セムコ社は基本的には管理はしない。
ブラジル企業は欧米的なビジネススタイルである。従って利益を追求しないというのは異色である。
皮肉なことに利益を追求しないことが、利益を生むことになっている。
即ち、お互いに信頼しあうという人間社会の原理原則を貫くと
利益を生むことができるということを証明している企業なのです。
センティリオンは、管理をしない大人の集団を目指している。その先陣を行く
セムコ社にどうしても訪問してきてほしかったのです。
センティリオンが真の大人の集団を実現できる企業ならば、必ず会えると
信じていました。
現実に訪問することができ、我々にはそれを実現する力あるのだと
うれしくなった次第です。
実際は田邊とセムコ社のお陰なんですけどね。
ブラジルで電話をして、たまたま英語を話せる人に回してもらったのが
Beliero氏 (Foreign Trade担当)で、彼曰く、外部の人には親切に案内することに
なってるから気にするなと丁寧に対応してくれたようです。
他に人事担当の方も同行してくれ、人事制度などのレクチャーもして
いただい様です。
ここからは、田邊の報告の転載です。
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■面談の内容
① 訪問すると、まず社内を見学させてもらった。
・ 一部の事務職、技術職を除いて基本的には、机はフリーアクセス。
みなノートPCと可動式キャビネットを持って空いている机で仕事をする。
だが、そもそもフレックスタイムかつ在宅勤務もOKなので必ずしも
社員がいつもオフィスにいるわけではなし。
・ ハンモックのある休憩コーナー
(昼過ぎには昼寝をする人で大人気とのこと)、
バーベキューコーナー等があり、社員がリラックスできる
環境づくりをしている。
(ほぼ毎週金曜日はバーベキューをしているそうです。)
・ 社員食堂があり、会社が8割負担とのこと。
・ 上記はGoogle等でも見られる試みであるが、同社はGoogleなどよりも
早く2000年ぐらいから実施してるとのこと。
② 社内見学の後、質疑応答。
・ 社員一人一人が自分の仕事に最後まで責任を持って業務を
遂行するという強い意識を持っている。
自分の責任範囲の仕事であれば、深夜まででも仕事を続ける。
・ 自分自身にプライドを持っている。セムコの社員であるということについても
強いプライドを持っている。
・ 社員同士は、あたかもファミリーの様な連帯意識を持っている。
自分だけ良ければそれでよい、といった風潮がない。
問題があれば、それをみんなで解決しようという意識をもっている。
・ 自由には大きな責任が伴うということをよく理解している。
・ マネジメントは社員を信じることができなければならない。
・ 複数の部署の人間が採用活動にかかわり厳密な選考を行う。
これによりセムコイズムを実践できる人を採用する。
・ 特段クビになる場合のルールはない。
問題がある人間がでてきた場合には、とにかく話をして解決を図る。
・ リカルドの進めてきた改革は、基本的に関係する社員全員が
議論に参加して決めてきた。全員で共有、議論することが重要。
・ 本に書いてある通り、会社としての中長期のビジョンというようなものは
設定されておらず(但し、その年の売上目標等はあるとのこと)、
常に会社にとって良いことをしようという風にみな考えるようにしている。
・ 給与は、基本的に「基本給+会社の業績連動賞与+MBO」という構成。
従業員が自分で給与を設定するというのは、実際にはMBOの部分を
会社と協議の上で決めることを指している。
・ 入社をした社員には、サバイバルガイドを配っている。
(これの現物を頂きました。)
内容は、以下のURLにあります。Firefoxの翻訳機能で和訳してみると
何となく意味がわかりますので、ご参照ください。
http://www.semco.com.br/pt/content.asp?content=3&contentID=567
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センティリオンのメンバーは色々な国の色々な人に会うことによって、様々な刺激を受ける。
その刺激が新たな発想を生むことを信じ、これからも色々な国の人たちに会うことを奨励したい。
今年はセンティリオン・アジア元年として、アジアを中心に展開していく。
これから、アジアという大きなステージで何が起こるかまったく分からないが、
大きな志をもって日本からアジアへそして世界に挑戦していく。わくわくする。
ただいま、新卒採用やってます。
新卒採用は普段出会うことの無い学生
(特にユニークな人がセンティリンには集まる)に出会えて非常に楽しいです。
世界に自分在りと宣言したい人、是非応募願います。
待ってます。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 1月22日 01:25 PM
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2010年始動
2010年始動しました。
年初の挨拶を兼ねて、メンバーに今年のキーワードを発表しました。
今年は、虎の勢いとともに、「Change」をキーワードにしました。
世の中が日々変わっていく中で、我々自身も「Change」し続けることは重要です。
朝起きると昨日までの自分と異なっているか。即ち、昨日よりも完全に成長していると
言い切れる生き方をしたか?
常に言い切るために、全力を出し切ることは重要だと思っています。
全力を出し切ることによってのみ、改善すべき点が明確になると思います。
中途半端になるくらいであれば、やらない方がましです。
朝が来るのが待ち遠しい位に、真剣に生きたいと思います。
今年は、新卒1期生も入社し、センティリオンは大きく変わります。
虎年入社の新しき虎達の参画により、自分も含めたセンティリオンメンバーも大きく変化し、今までのセンティリオンが雲散霧消する位に変わりたいと思っています
<追記>
本日、出社したメンバーで蔵前神社に初詣に行ってきました。
神主さんが、虎年は芽が勢いよく出る年だとおっしゃっていました。
良い芽、悪い芽色々あるがセンティリオンにとって悪い芽というのは
全くあり得ませんので、今のセンティリオンには良い芽が沢山あるなと思い聞いておりました。
センティリオンは今年一年、全力で仕事を致します。
全力のセンティリオンをどうぞよろしくお願いします。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 1月 4日 01:34 PM
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11年度新卒採用活動始動
センティリオンの11年度新卒採用が本格始動しました。
11年新卒採用のテーマは「突き抜けろ!どこまでも!」です。
現在の常識は未来の非常識。新しい世界を築き上げていくセンティリオンとしては
過去の成功体験にとらわれず、遥か先の未来に向けて
現在の自分を全部捨てでも自ら描く未来に向けて、軽やか、爽やかに飛び越えていく
行動的な人材を探しています。
アイディアだけでなく、実行力。実行しながら考えていく。そして結果を出す。
そんな人たちの集まりにしていきたいと思います。
就活生へのアドバイスとして、今までの人生を振り返り改めて自分のポジションを明確にする。
今の自分のポジションを築くまでの過程で何が一番楽しかったか?
どんなことを避ける傾向にあったのか?
自分自身の傾向分析を冷静にする良いきっかけと捉える。
自分のポジションは世の中の変化とともに変動していく相対的なもの。
さらに、人生は、下りのエスカレーターで上に昇っていくことであり、
足を止めれば、下降する。
又、限りある人生で、自分の生きた証は何なのか?何を世の中に残したいのか?
この様なことに対する強い思いを持ち、行動していく上では、
常に本質を捉えようとしているか否か。
就活生の中には、スポーツでも勉強でも№1を目指して熱く、そしてクールに行動している人がいます。
格差社会といいますが、ひとりひとりの一瞬の蓄積が現在の自分です。
全ては自分の選択してきた行動の結果です。だれの責任でもありません。
自分自身で生き抜いていける大人になってください。
人に何かをしてもらうのではなく、自分からアクションしていく。
センティリオンは台風の中心となる人材を求めています。
台風の中心は、晴れているといいます。
台風の目から外れると、かき回され大変な思いをすることになります。
必然的に楽しく生きる為には、中心にならざる得ないのです。
台風の中心にいる為には、台風を作れる人間になることです。
これまで、お会いした学生の中には既に台風になっている。台風になれる可能性のある人材も多く見受けられました。
そして、世界に出ればもっとすごい台風もいることを忘れずに、常に謙虚な台風(どんな台風?)
になることを目指し、センティリオン・ワールドを一緒に作っていきましょう。
その為には、自分のこれだけは世界№1を作ってください。今は持ってなくても目指すことは重要です。
№1を目指す熱い姿勢が、人々を巻き込んでいくことになるのです。
まさに熱い人間が熱い台風の目になる。
弊社の近くでは、世界一を目指すタワーを建築中です。
毎日眺めて、自分と比べています。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 12月17日 02:19 PM
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最近の動向
11月は非常にバタバタしていて、ブログの更新を怠っておりました。
社内外から更新なくて病気ですかとの声もちらほらいただき、プレッシャーから更新しております。
先月は中国に出張し、上海や他の都市の異常な変貌ぶりに焦りを感じました。
上海経由湖北省 武漢まで2泊3日の出張です。
上海からCRHという新幹線に乗って陸路800キロを移動してきました。
新幹線専用軌道は現在工事中で、在来線の軌道をメインに時に50キロ、時に250キロという
日本では、まだ開業しないだろうなーという状況の中、6時間かけて移動してきました。
中国を陸路で移動すると、自身が行ったことのない街の様子が窓越しに見れ非常に興味深かったです。
印象として中国は全ての街を再開発しており、いたるところが瓦礫の山という感じです。
中国のメッセージとして「全てをぶっ潰して新しく創るんだ!」という思いが伝わり、否が応でも人々も全速力で走らなければならない理由を肌で感じることができました。
中国出張中に、来年4月入社のメンバーが企画した学生向けセミナーにSkype越しに参加させていただきました。
中国にいると日本とは比較にならないスピードで変化していく様を見せつけられ、いつも危機感を抱きます。
その危機感を日本のみんなに伝えたかったのですが、音声だけでは思いがあまり伝わらず、企画したメンバー、
参加してくれた学生諸君に申し訳ないことになってしまったと反省しています。
顔を合わせて話せば、思いを伝えられる自信はあるので、当日参加した学生諸君機会があれば遊びに来てください。
今月は新卒採用セミナーなどが目白押しです。
昨日も前回同様のセミナーを開催せていただきました。
今回は、大阪からも学生が参加してくれて雨の中、大盛況でした。
いつもながらセンティリオン新卒メンバーの企画・行動力には、脱帽いたします。
(新卒H本(もと、ほんではありません。)のブログはすごいです。褒めすぎ?)
「今回は20分位だからですからね!」
開始前にS田に目で訴えられ、
途中30分位で「退場願います。」という目になったので
35分位で切り上げさせてもらいました。
最近はTwitterで実況生中継されてしまうので、しゃべりづらい部分もあります。
個人的には、会社の重要な戦略(本当はあんまりないのですけど)を話すと(話しても他社には負けないつもり)、心のどこかで「漏えいしたらなぁ...」なんて、情けないことを思ったりしておりました.....。
言葉の感受性は、聞き手のたどってきた人生の長さ、深さによって当然異なります。
今回の学生は、日本の超優秀大学の人たちなので、言葉尻を捉えて自分の枠に定義付けするのが上手そうです。
「それってこういうことだよね」と、一言でかたずけてしまいがちです。
一般に高学歴のエリートが陥りやすいのは、頭の回転も早いので、深く考えずに今まで学んできた知識に合わせて納得してしまう傾向があると思われます。(いわゆる小賢しい)
過去のパターンに合致すれば効率的に仕事を処理できます。(そういう人は今までの他国の模倣をしていれば良い時代では使いやすく必要だった人なのかもしれません。)
逆にいうとパターンに合わないときには、先例がないということで、やれない理由を並べて先に進めなくなる。
はっきりいって、過去の事例に合わせてパターンマッチングはコンピュータの得意分野です。
パターンマッチングエンジンはセンティリオンの売れ筋サービスにもなっています。
で、本当に感じてほしかったのは、中国の様に全てをぶっ壊して、今までの自分を新たに再開発する。
3万円の電子辞書に代替がきく知識は、電子辞書に任せる。
自分にしかできないことをとにかくやる。
とにかく、世界中のだれにも負けない自分にしかできないことをやる。
大人は皆まで言いません。
皆まで言わずとも、以心伝心の仲間と会社を創っていきます。
「未来は変わらない。過去は変わる。」
これは私の好きな言葉でもあります。
言葉の意味は想像しましょう。
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 12月 4日 10:48 AM
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イベント総括
センティリオンの入社予定者による、イベントは大成功だった。
センティリオンメンバーみんなに喜んでもらえる案を
考えることは非常に難しかったと思う。
「相手を喜ばして」、「自分も喜びのおすそ分けをいただく」
我々は、常に誰かを喜ばしたいと思っている。
何かがずれて自分だけの喜びを求めてしまうと、大抵は失敗する。
ビジネスにおいては、発注元の顧客、またその先のお客様に喜んでいただくことが
一番大切なこと。
受注金額の大小よりも、顧客の喜びの大小のほうを気にしたい。
お金の大小は、喜びの大小に比例してついてくると信じている。
新卒諸君は、とにかくセンティリオンメンバーに喜んでもらいたい。
その純粋な気持ちがみんなに伝わり、ひとつになって楽しめた。
こんな気持ちを新卒諸君が持っていてくれたことを、本当に喜びたい。
一人でも多くの人を喜ばせる。
なれ合いではなく、何事にも真剣に向き合って,
苦しみも不甲斐無さも乗り越え
その先の喜びをみんなと共有する。
またまた教えられました。新卒3人に。
<新卒紹介。SMチームのS田。彼と黒岩の製造日(誕生日)は同じです。どうりで.....>
<HチームのH。ニヒルでシャイな奴です。彼の世界は深い(はず)。ピースはなんでしょ。黒岩'shutdown -h now'。>
<STチームのST。彼は人生をマジシャンの様に生きていく?か。どこでもマジックします。>
<100円をiphoneに入れました。鮮やかでした。>
<優勝チーム。S田チーム。写真をマウスオーバーしてください。>
チームワークがとにかく良かったです。
写真といい、プレゼンの語りといいS田の大阪人のサービス精神の勝利であったのかもしれません。
(褒めすぎ?慢心するなよ。S田。)
- 投稿者: 鈴木雅雄
- 日時: 9月11日 09:50 AM
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